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すきなものだけ

NCT127 Story of Favorite 和訳③

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Favorire(Vampire) 歌詞和訳

writteninthestars.hatenablog.com

 

 

和訳①、②はこちらから↓

writteninthestars.hatenablog.com

 

 

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MARK

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31.

こんなに大切な存在になってしまった君に

どう言えばいいんだろうか。


こんな僕について。

 


32.

静寂が流れた。

僕が僕の正体について打ち明けると

君はしばらくの間無言だった。


夢では結局言えずじまいだったので

僕は今君がどんな反応をするか

全くわからなかった。

 


33.

幸いにも君は悲鳴をあげたり

気絶したり

聞くやいなや怒って出ていってしまったり

僕の想像の中の数多のシミュレーションとは


全て違っていた。

 


34.

君が望むなら記憶を全て消すこともできるよ”

と、僕がまず慎重に話を切り出した。

 


35.

君はしばらく悩んで食卓を見下ろした。

この食べ物は何?”

と、君が問うた。


あなたは料理できないでしょう”

悲しいことに君は僕を知りすぎていた。

 


36.

だからまずいかも”

僕が作った下手な料理を君が一口食べた。

それはダメだよ” と君が答えた。


この美味しくないオムライスを

記憶から消すなんて

どうしても後悔すると思う

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37.

君は何も言わず僕が不器用なりに準備した食べ物を

美味しく食べた。


僕も何も言わずにご飯を食べた。

 


38.

口いっぱいに食べ物を入れたお互いを見て

僕たちは笑いが込み上げてきた。

 


39.

何事もなかったかのように僕を受け入れてくれる君が

僕は恐ろしく思いながらありがたくもあった。

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40.

お互いが大切になればなるほど

時間は早送りボタンを押したかのように

だんだんと早く流れた。


夢の中での君の表情が

最近少しずつ暗くなっているのは

おそらくそのせいだろう。

 

 

 

JOHNNY

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41.

私がいなくなったらどうするの?

あなたは1人で残されるでしょう”


“うーん。それは遠い先の話だから

考えてみたことないけど”


僕は君を安心させようとして微笑んだ。

 


42.

もうすぐ梅雨だね。海を見に行こうよ


夢の中で聞いた君の言葉が出てこないように

僕が話を変えた。

 


43.

本当に?”

君が子供のように喜んだ。


空に1日中黒い雲が立ち込めている梅雨には

僕もほんの少しだけだけど昼間にも

外に出ることができる。

 


44.

この梅雨。

僕たちは一緒に海を見に行くことにした。

 


45.

そんなに嬉しい?

どうせ雨だから空も海も綺麗じゃないだろうに”


大いに期待している君が心配になって

僕は言った。

 


46.

黒くない海を

あなたに絶対に見せてあげたい”


君は想像するだけで楽しいのか口の端が上がった。

僕もつられて口角が上がった。

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47.

海を愛する君が

僕には魚に似ているように思えた。


広い世界を自由に泳ぐ、

僕には捕えられない、そばに置いておけない、そんな存在。

 


48.

だから君が僕と同じ人生を送るという言葉を

僕は聞く自信がなかった。


君がこの退屈で果てしない時間の中で

中途半端な人生を送ることができるだろうか。

 


49.

僕はそれを望まなかった。

僕は君が今のように星と共に眠り、

素敵な夢を見て、海を愛することを願った。

 


50.

君を送った帰り道に

君はいないのに車の中は変わらず君でいっぱいだった。

君の物、君の香りが残っていて

僕は君がすぐに恋しくなった。


本当にどうすればいいんだろう。

君がいなくなった後、僕は。

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JUNGWOO

51.

僕たちが海を見に行くことにした日に

雨が降らないという事実を

僕は夢を通して先に知ることになった。

 


52.

数え切れないほど繰り返した

ごめん” という言葉を伝えようとしたのに、


君は電話に出なかった。

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53.

僕は渡せなかったプレゼントばかりを触っていた。

 


54.

ごめんね”


やっと出てくれた電話の向こうで

君の声がとても痛々しくて


僕は夢から醒めた。

 


55.

僕は君の元に駆けつけた。

君のことが1番好きだ。だから…

本当に申し訳ないけれど… 僕の隣にいて”

 


56.

離れないで永遠に僕の胸で咲いていて。

僕は君の首にペンダントをかけた。

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57.

いつまでも、永遠に君の隣にいるから”


僕の告白で君は僕の胸に抱かれて泣いた。

 


58.

僕たちはこの不幸の中で永遠に一緒にいよう。

 


59.

愛してる”


僕は君が万が一でも消えないように

更にぎゅっと抱きしめた。

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60.

もう僕たちの時間は一緒に流れる。

そうなれば全く問題ないと思っていた。

 

 

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